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【第294回東南アジア考古学会例会のお知らせ】

 
第294回東南アジア考古学会例会
 
次の通りNPO法人アジア文化財協力協会との共催で例会(オンライン/Zoomミーティング)を開催します。
会員以外のかたのご参加も歓迎します。皆様のご参加をお待ちしております。
 
開催日時:2025年4月26日(土)15時00分~16時50分(14:45~オンライン入室開始予定)
 
講師:大橋康二氏(NPO法人アジア文化財協力協会理事長)
題目:「17世紀における肥前磁器始まりの実態とその後の東南アジア輸出に関わる台湾出土磁器の特徴」
 
概要
 肥前磁器の始まりについては、従来朝鮮の技術者により1610年代に佐賀県有田辺で始まったと説明してきたが、それが金ヶ江三兵衛の記録により三兵衛が関わったと推測される多久市と伊万里市の窯の発掘調査結果で、試験的な磁器焼成の過程がわかり、その後1616年に有田に入り、本格的な磁器生産の段階になることが、窯の出土品から明らかになってきたことを紹介する。
 別に武雄市でも深海宗伝系の陶工が磁器などの生産を行ったが、1637年に佐賀藩による窯場の整理統合が行われ、有田にまとめられた磁器生産体制ができ上る。そして、1645年以降、中国磁器に代わっての東南アジア輸出が始まる。その中国磁器から肥前磁器への変化の1例として、1624~1662年までオランダが拠点を置き、その後鄭氏政権が1683年まで支配した台湾出土の中国・肥前磁器の特徴を説明する。
 
司会:坂井隆氏(アジア文化財協力協会副理事長)
 
登録:事前登録は不要です。当日以下のURLからご参加ください。
https://us02web.zoom.us/j/89950921066?pwd=i1Z6AcO50oMr2D6YVPAjDc4nZXRktA.1
ミーティングID:899 5092 1066
パスコード:830952
 
問い合わせ先:
NPO法人アジア文化財協力協会
office★jsbss.org
(★は@に置き換えてください。)
 
東南アジア考古学会例会担当委員
jssaaseminar★gmail.com
(★は@に置き換えてください。)